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Paddling Reports
桧原湖カヤック・フライフィッシング (福島 2007/06/16-17)
僕が大好きな、フライタックルでのスモールマウスバス・フィッシング。 そのスモールマウスバスのことを、北米の人たちは愛着を込めて“スモーリー”と呼んでいます。 僕も大好きなこの魚を“スモーリー”と呼ぶことにしました。 なんだか可愛らしいでしょ(笑)。


今年もまた、6月中旬に高原の美しい湖へ行ってきました。 気心の知れた数人の仲間でキャンプ場のロッヂに泊まり、朝と夕方の一番気持ちよい時間を湖の上に滑り出て過ごし、魚と戯れようと言うわけです。

金曜日の深夜に東京を出発して現地に着くのは土曜日の早朝。 空はスカッと晴れてはいたものの、強風のため夕方まではほとんど釣りになりませんでした。

キャンプ場へ入り、湖畔のロッキングチェアに寝そべって昼寝を楽しんだ僕らは、16時過ぎ、いそいそとカヤック或いはフロートチューブをセッティングして湖へ。

今回のキャンプ場は目星のつけてあるエリアから少々離れています。 カヤックなら20分足らずの距離ですが、フロートチューブでは小一時間(?)は掛かるかも。 僕は一人、やや残る向かい風に向かってパドルを進めました。

風の影響をほとんど受けない、とある湾内。 17時を過ぎるとレンタルボートの釣り人がいなくなるのでここからが勝負。 100円ショップで売っているフロアマットをカットしてボディにした、少々不細工な自作のフライポッパーを風に流されつつキャストしていきます。

今回のタックルはいつものビンテージ・アブでなく、グラファイト製のロッド。 ロッドもリールもオービス社のもので、共にディープグリーンのカラーを緑眩しいこの山上湖にあわせてチョイス。 それにこのタックルは5番ウェイトだから釣れる魚のサイズを考えれば必要十分。 空気抵抗があって自重の重たいポッパーを使うにはややキャスティングのしにくさがあるけれど、特にロングキャストを必要としているわけではないので釣り自体にはノー・プロブレム。

最初の魚は釣り始めて20分くらい経ってから。 狙ったとおりの大岩の脇で、狙った通りのスモーリー。 この湖のアベレージサイズは決して大きくないのだけれど、5番ウェイトのロッドなら20cmを超えたスモーリーを釣るととても楽しめます。 25cmになると平気でカヤックを引っ張って抵抗します。

ちなみに僕のリーダーシステムは、バットに20lbナイロンラインを3フィート+ティペット代わりに12lbナイロンラインを3フィート、の自作ショートリーダーです。 ポッパーしか使わないからリーダー(ライン)の太さも長さも気にしません。 キャスティングのしやすさとブッシュに掛かった際の切れにくさを優先させています。 それに最低12lbクラスの強さがないと安心してカヤックを引っ張ってもらえないからね(笑)。

この日、夕方の3時間弱ほどで釣ることができたのはスモーリー5尾、ラージマウスバス1尾でした。 最大サイズは30cmをわずかに超えたスモーリーで、ボトムへ向かって突っ込み、浮いてきてからは高いジャンプを見せ付ける、あのスモールマウスバス特有のファイトを堪能することができました。

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翌17日の早朝は4時に起床。 すでに空は明るくなっているので急いで準備して昨日のポイントのもっと奥までパドリング。 この朝は、ポイントの影響なのか、4時間ほどの間に釣れた3尾の魚は全てラージマウスバスでした。

スモーリーの釣りは僕が一番好きな釣りです。 それでもラージマウスバスが釣れると、なんだか「やっぱりお前もいたのかぁ」って感じで、親しい友達に会ったような気分になります。

最後に、40cmにわずかに届かないサイズのバスが大岩の脇から飛び出ました。 ラージマウスバスはスモーリーに比べると同じサイズなら派手だけどパワーそのものはやや劣る気がします。 でもこの子はかなりパワフルで、なかなかラインが手繰れません。 「これは良いかも!」なんてつぶやきつつカヤックの中に垂らしていた余分なラインを急いで巻き取り、リールファイト開始! ディスクブレーキをものともせずバッキングラインまで引き出して・・・なぁんてことはもちろんありませんでしたが、リールファイトを楽しみ、カヤックを引っ張らせつつこの釣行のビッグワンをキャッチすることができました。

魚の写真で気付いたと思うけれど、16日夕方と17日早朝の2日間を通して使ったフライは1つだけ。 前述のちょっと不細工なフライポッパーのみ(笑)。

魚の歯でボディは傷つき、ささくれ立って、テールのラバーは撚れたり千切れたり。 ドールアイもいつの間にか片方がとれてしまったけれど、2日間を通してこのポッパー一つで済ませてしまいました。 思いのほか使いやすいフライポッパーだったので、今後量産態勢に入る予定!(笑)

カヤックを漕ぎ出してフライでポッパー。 いろいろ制約が多いことは否めないけれど僕が一番自由に楽しめる釣り。 朝の時間が終わり、陽が高くなると急にお腹が空いてきます。 キャンプ場へ戻り、コーヒーとスナックで朝食。 熱いコーヒーを飲みながら「コレが僕の釣りなんだよナ」、とニヤニヤしていたのは言うまでもありません(笑)。

た・の・し・い・ナ!

昨年の釣行レポートはこちら

僕のカヤックフィッシングについての考え方はこちら


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